こんにちは!
ストーリープロデュースの神岡です。
知り合いの方に、「S社長とT部長は誰なの!?」とよくと聞かれます(笑)
続きをどうぞお楽しみください。
T部長現る
主催する経営塾の3クール目、颯爽と私たちのもとに現れたT部長。
中部地方のメーカーで技術部長をされている。社員数は6000名で、T部長の部下は60名。
本来、この経営塾は経営者向けに開催しているのだが、経営塾で新しいことを学んでゆきたい!というT部長の意欲と、講師の杉田さんからの「幹部の気持ちで参加しにきてください」というシナジーが相まって、参加が決まったのである。
T部長とは、以前別のセミナーでご一緒していたこともあり、なんとなくT部長のことを知ってはいたが、T部長の特性を出していく中で、S社長と私はそのT部長の人生の背景に驚くのである。
T部長 が経営塾に参加した1回目。
T部長の特性を講師の杉田さんが聞いていく。
特性を出す際には、T部長の過去のお話を伺っていくのだが、出てくる出てくる!T部長の武勇伝の数々!
そして、驚いたことに!
なんと!T部長の特性は「悪巧み」特性!
そう、S社長と私と同じく、ふざけたパーティーチームだったのだ!
T部長の過去やってきた悪巧みは、私にとってはハイレベルで(笑)よくそんなことをやってたね、と言えるようなお話もあった(笑)
T部長のその悪巧み特性は、現在も、例えばお客様との営業のやりとりの中でも活かされているというお話だったので、特性を活かすってすごい!と思わせていただいた。
ただ、そんな部下60名をまとめるT部長には、ある問題があった。
それは、ご自身が多くの仕事のタスクを抱えており、悪巧みに集中できていない、ということだった。
確かに60名も部下を抱えていると、T部長のところには、たくさんの相談事や、人事の問題等、色んな話が飛び込んでくるだろう。
悪巧みどころでなくなってしまうことは理解できた。
その中で講師の杉田さんがT部長に出した宿題は、「悪巧み内容を〇〇の特性の人に渡す」というものだった。
〇〇の内容は特性マネジメントの根幹に関わるので割愛するが、要は、T部長のやることは特性のある悪巧みに集中し、他の特性のある人にどんどん渡していく、というものであった!
これにはT部長も唸っていた。
T部長の特性上、チームマネジメントで欠かせないポイントも見えてきて、そのチームマネジメントの達成には、どうしてもこの動きが大切とのこと。
この宿題の話を聞いたとき、最初T部長は、過去あった嫌だった思い出を思い出して、少し唸っていたが、すぐに切り替えをされ、
わかりました。やります。
とおっしゃっていました。
ここからT部長の会社のチーム改革が始まっていくのである。
続く、、、