⑤ S社長とT部長と神岡の〇〇物語

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こんにちは!
ストーリープロデュースの神岡です。

続いています。

S社長とT部長のシリーズ♪続きをどうぞお楽しみください。

T部長の宿題 その後

前回の経営塾で、自身の特性がふざけたパーティーチームだということがわかったT部長。

経営塾参加の1回目でT部長に出された宿題は、「悪巧み内容を〇〇の特性の人に渡す」でした。

ご自身が悪巧み特性だが、その他の仕事が忙しく、悪巧みができておらず、特性が活きていなかったT部長。

その特性を発揮させるべく、特性以外のことを他の方に渡そうとした  と  こ  ろ  !

なんと、〇〇の特性の人も仕事がパンパンで、仕事が渡せないということが判明したのである。。

ガーン

その状況に、T部長は会社として集中と選択をしていくべきである、ということを上長に伝えたとのこと。

会社としては、引く手あまたの状況で、T部長は、敏腕営業マン。部下をまとめながら、お客様から受注を獲得しつづけている状況。

ただ、お客様のニーズが多様化しすぎていて、会社、働く社員さんとしては、ニーズでお腹いっぱいになっている状況だった。

ここを解決するために、この月にT部長に出された宿題は「会社の価値の把握」であった。(もう少し具体的な宿題ではあったのだが、細かく書くとT部長の会社がどこかわかってしまうので割愛します)

T部長は、1ヶ月かけて会社の価値を把握していった。

会社の歴史を把握したり、会社の現在の課題を把握したり。

その中で、規模が大きくなることでの社内風土の課題や、ご自身が会社の代表としてお客様に接していく中での役割の葛藤や、部長としての役割の葛藤や、色んなものが見えてきたのである。

T部長の葛藤を聞いた講師の杉田さんは、その月に、新たな宿題を渡す。

それは「T部長自身の今後のビジョン」についてだった。

T部長は人生としてどこまで、何を目指すのか。

それを1ヶ月かけて見てきてくださいというものだった。

私自身、そのT部長と杉田さんのやりとりを聞いていて、震えた。

ビジョン。

色んな葛藤を超えていくための鍵なのだなと感じた。

そしてまた、T部長の新たな1ヶ月が始まっていったのである。

続く、、、